まだ、私自身の柔道体験は始まっていません。
ただ、「見学していた時」と「サポートとして中に入った時」では、見える景色がまるで違うことに気づきました。
■ 見学していた時の距離感
これまで親として見学していた時、子供たちはどこか不思議な存在でした。
ガラス越しの水槽で泳ぐ魚のように、
近くにいるのに、どこか遠い存在。
動いているのは見える。
声も聞こえる。
けれど、実感としては掴みきれていませんでした。
■ 中に入って初めて分かる「リアル」
ところが、サポートとして近くで関わると、印象が一変します。
- 動きの速さ
- 力の強さ
- 技に入る瞬間の緊張感
そして、何より――
とにかく、かわいい。
同じ動きをしていても、近くで見ると一人ひとりの個性や必死さが伝わってきます。
これは、外から眺めているだけでは決して分からない感覚でした。
■ 低学年あるある:とにかく、ふざける
とはいえ、そこは低学年。
ふざけます。とにかく、よくふざけます。
剣道の指導では、あまりにもおふざけが過ぎる場合、
- 見学に回す
- 一度外で落ち着かせる
といった対応を取ってきました。
一方、今回の柔道では、私はあくまでサポート役。
「しゃしゃり出るのも違うかな」と思い、
「先生の話、ちゃんと聞こうね」
といった声かけに留めました。
■ 柔道の指導で見た“別のアプローチ”
そこで印象的だったのが、指導の先生の対応です。
ふざけたら――
連帯責任で全員腕立て伏せ。
正直、これはこれまで剣道ではあまり見かけなかったやり方でした。
「なるほど、こういう方法もあるのか」
と、少し驚きつつも、納得する部分もありました。
■ ペナルティより大切なこと
個人的には、見学させることや腕立て伏せといったペナルティ自体を否定するつもりはありません。
私自身もペナルティを与えることがありますし、状況によっては効果的な場面もあると思います。
ただ、同時にこんなことも考えました。
- なぜ練習に来ているのか
- なぜ、ふざけるといけないのか
- 何のために、今この時間があるのか
それを、子供自身が納得できる言葉で伝えることも大切ではないかと。
「怒られたからやめる」ではなく、
「理解したから行動が変わる」。
簡単ではありませんが、指導に携わる立場として、改めて考えさせられる場面でした。
例えば、
「今日は柔道(剣道)が上手くなるために来たんだよね?」
「それって、強くなる動き? それとも遊び?」
そんな声掛けを、今後は意識していきたいと思います。
また、柔道場でも剣道場でも共通していたのが、レクリエーションの時間を別途設けていることでした。
この時間があることで、オンとオフの切り替えができ、稽古への集中にもつながっているように感じました。
■ 親として、指導者として
まだ、自身の柔道は始まっていません。
それでも、柔道場での経験は、すでに多くの学びを与えてくれています。
- 武道ごとの指導文化の違い
- 子供との距離感
- 「関わる」ことで見えてくるもの
これらは、剣道指導にも必ず還元できる経験だと感じています。
また、続けて書いていきたいと思います。
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